あなたのチェロのレッスンは、先生と1対1の個人レッスンでしょうか。
それとも、先生一人に生徒が同時に複数で弾くグループレッスンでしょうか。
それぞれに 良いところも ちょっと不満が残るところも あるようですね。
今回は 今、私の教室で生徒さんたちに喜んでいただいているレッスン形態をご紹介します。それは、
毎回公開レッスン です。
だいたい技量の同じ生徒さん数人が同時にレッスンに来て順番に個人レッスンを受け、それを他の生徒さんは聴講します。
大人からチェロを始めた方は、たいてい同じような時に、同じようなところで 壁にぶつかるようです。
ですから、曲は違っても、レッスン時に注意されることはほとんど同じなので、自分が先生から指摘された点を他の人のレッスンを見ることで、再認識できます。
また、教える方も生徒さんひとりひとりアプローチの仕方が違いますから、ゴールは同じでも、ひとつの問題に対して いろいろな方向からの解決法を知ることができます。
それと何より、
「できないのは私だけではない」
「あの人が頑張っているなら、私ももうちょっと頑張ってみよう」
と思えるのが良いみたいです。
レッスンのあと、興味のある点について 先生に質問もできます。
生徒さんたちどうしで「普段の練習、どうしてます?」なんて
「大人から始めた人」ならではの話もはずんでいるようです。
個人レッスンもあり、お互いに刺激しあいながら助け合いながら 一緒に学ぶ友達もいてまるで
音楽大学の学生みたいですね。
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